2009年10月7日水曜日

文字列(基礎編)

文字列は文字の列(シーケンス)のこと。

1行の文字列はダブルクオーテーションもしくはクオーテーションで囲む。
>>> print "Hello World!"
Hello World!
>>> print 'Hello World!'
Hello World!
>>> print '"'
"
>>> print "'"
'

複数行の文字列はダブルクオーテーション3個もしくは、シングルクオーテーション3個で囲む。
>>> print """
... Hello World!
... Hello World!
... """
>>> print '''
... Hello World!
... Hello World!
... '''

インデックス指定で文字を抽出できる。
>>> "Hello"[0]
'H'
>>> "Hello"[1]
'e'
>>> "Hello"[2]
'l'
>>> "Hello"[3]
'l'
>>> "Hello"[4]
'o'
変数に代入したほうが分かりやすいかもしれない。
>>> h = "Hello"
>>> h[0]
'H'
>>> h[1]
'e'
>>> h[2]
'l'
>>> h[3]
'l'
>>> h[4]
'o'

文字列の連結は+で行う。
>>> "Hello"+" "+"World!"
'Hello World!'

文字列に整数をかけると文字列の繰り返しになる。
>>> "*"*30
'******************************'

部分文字列の取り出し
>>> "abcde"[0:3]
'abc'
>>> "abcde"[1:3]
'bc'
>>> "abcde"[2:3]
'c'

引数は省略できる
>>> "abcde"[:3] ##最初から3文字
'abc'
>>> "abcde"[:] ##全体を取り出し
'abcde'
>>> "abcde"[2:] ##3文字目から後ろ
'cde'

引数には負の値を指定できる
>>> "abcde"[-3:] ##後ろから3文字
'cde'
>>> "abcde"[-2:] ##後ろから2文字
'de'
>>> "abcde"[-1:]
'e'
>>> "abcde"[-1] ##最後の1文字
'e'

以上の方法は文字列だけでなく、シーケンス型のすべてのオブジェクトに適用できますが、現実的な文字列操作には適していません。(文字列置換をするだけでも大変)次回は、文字列操作専用のメソッドを使ってみます。

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